1年という期間

夜に連れと話し合いに。連れの期待に答えられない(答えようとしない)俺に対し、連れ的にも意見がある。
もう完全に俺が悪いし、連れの考えはごく自然でそれに答えられない俺の器が小さいということ。連れは前々からその考えを俺にストレートに伝えてくれていたし、ずっと答えられないでいる自分が情けない。
で、結論として別れる事になった。最初は平然と分かれようとしていたけども、連れの荷物を片付け、もって帰らないものをゴミ捨て場に捨て、いざマンションの前で最後の別れを言うときに、涙があふれてしまった。「やっぱり別れたくない」って思った。連れ(元連れ)が歩道橋を渡って駅の方向に消えていくとき「追いかけて土下座して謝ろう」と思った。
部屋に戻っても涙が止まらない。今、これを書きながらもとまらない。しかも、男泣きなんかじゃなくて、情けない涙。
本当に彼女は俺にはできすぎた人だったと思う。今まで付き合ってきた中で、一番器の大きな人だったと思う。そんな、女性を受け止めることのできない俺はダメダメだ。
もうほんの4時間前の話なのに、ぽっかり穴が開いて、俺はとんでもなく大切な物を失ってしまったのかもしれないと感じている。
耐えられなくなって、ゴミ捨て場に捨てた、彼女の品々を取りに行ってしまった。ちょっと当分捨てられそうにない。ヤッパリ俺はすざまじく弱い、駄目男だな。